About "Mikawa Art Center[MAC]"

MACとは…

Mikawa Art Center[MAC]は、三河で活動をするアートセンターです。

かつて、頭文字に「M」、「A」、「C」のつくアートセンターの略称を「MAC」とし、

全国に展開していくムーブメントがありました。

全国のMACでは、人が集い、交わり、さまざまな試みが行われてきました。

 

Ex. Maemachi Art Center

http://maemachiartcenter-blog.tumblr.com/

 

 Mikawa Art Center[MAC]は、そんな「MAC」ムーブメントに感化され、

主に愛知で活動を展開をする「アートセンターごっこ」のひとつです。

 

きっかけ

文化芸術は、私たちが人間らしく生きていくための糧となるものです。また、他者と共感し合うことで相互理解を促し共に生きる社会の基盤を形成するものとも言えます。地域社会を築いていく上で、文化や芸術は私たちの近くになくてはならないものであると考えています。

現代においてそのような文化芸術に触れる場の多くは、博物館や美術館、劇場などに集約されています。しかしながら、人口が減っていく社会の中で、そのような文化的インフラがそれぞれの都市に平等にある訳ではありません。

 

MACの拠点となる「蒲郡市」は、鉄道唱歌にも歌われている風光明媚なまちです。かつては多くの文豪がこの地を愛し、保養地として幾度と来訪したという歴史があります。しかしながら、人口8万人のこのまちには美術館も劇場もなく文化や芸術に触れる場が限られているのが現状です。

 

では、無ければそれでいいのか。

これからも人が住み続けたいと思う魅力あるまちになるために、個人レベルからでも文化芸術を発信し「このまちならでは」を創っていかなければならないのではないか。

多様な人のあり方を理解し、心のゆとりがあるより豊かな地域社会を気づいていかなければ、未来のあるまちにはならないのではないか。

 

そのような課題意識を持ち、MACを立ち上げることにしました。

 

MACのミッション

アートで地域をもっと豊かに

 私たちは「豊かに」くらしたいと思って日々を過ごしています。それは、経済的にも精神的にも満たされている〈ウェルビーイングな状態〉を目指していると言えます。しかしながら、依然として社会には多くの課題があり、満足したくらしを実現している人は多くないのが現状です。

 地域は昔に比べて、経済的にも技術的にも進歩しているはずなのに、「何か物足りなさ」を抱えながらくらしている人が未だに多くいるということです。

 

 そのような中で私たちは、地域に蓄積されてきた豊かさに加えて、人間の心を動かす「アート」を地域に展開することで、精神的にも満たされた「よりよいくらし」の実現を目指して活動していきます。

MACのビジョン

多様性に富む持続的な地域社会の創造

私たちは、どんな人も輝くことが出来て、居場所のある地域社会を創っていきたいと考えています。人は生きていく上で、誰かに何かを伝えるために表現をします。アートに限らず、世界には多様な表現があり、人の数だけ表現があると思います。そのような多様な表現をする人々をお互いに尊重し、手を取り合っていける地域社会が持続的な社会といえるのではないでしょうか。私たちは、まさにアートという「表現行為」を通して、多様性に富む持続的な地域社会の創造を目指していきます。

略歴

2016年  2月 立ち上げ

          はじめての企画『蒲郡で銀ぶら』

       4月 『竹島写真散歩』企画

       7月 あいちトリエンナーレ2016 市民団体等によるあいちトリエンナーレ2016連携事業

          『三河まっぷ/あいちトリエンナーレ2016三河の旅』企画

2019年  4月 蒲郡市上本町に拠点を構える

2020年 11月 Residence Program #1 『このよのはる、来蒲』企画

2021年  2月 『ベイプ2』会場提供

2023年  1月 ととのう温泉美術館『おみやげやさん Miya!Miya!Miya!』 出展

       9月 三河地方オルタナティブスペース連携企画『Unformed room』展 共同開催

      10月 Saturday Art Meeting 定期開催

      11月 プロジェクトFUKUSHIMA! in 豊橋『大風呂敷をひろげよう!』企画協力

2024年  6月 GAMA-GO-ROUND『GAMA-GARLAND』プロジェクト始動

       8月 ロッケンナイト企画協力

      11月 蒲郡市制70周年記念事業『堤防アートプロジェクト』参画